ここ数年で新たに発明された属性「メスガキ」。起源は「ガキ」でしたが、もはやガキでなくとも大人の綺麗なお姉さんでも挑発的に見つめてくる女子はもはや全てメスガキと言っていいでしょう。挑発的な瞳でこちらを眺める女子。その女子に対するコマンドは、「逃げる」「見つめる」「わからせる」。もちろん、現実世界では逃げる一択だろうが、妄想の世界ならば「見つめて」「わからせる」の一択です。
メスガキ登場編
わからせ編
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編集後記
以前どこかの記事で、我々の愚息が元気になってしまうのは、しっかりした存在である女子が「マヌケ」な姿であることのギャップである、という持論を展開しました。このメスガキという属性は一見すると自分たちの上位の存在であるように思えます。だからこそ、「わからせ」がセットであるべきなのです。ただの上位存在であるメスガキであれば、そこに間抜けさというギャップはありません。一見上位の存在として、蔑んで我々弱者男児を挑発してくる、ほら、どうせ手を出せないんでしょ、というところからの一転わからせというコンボこそが大事なのです。
これはツンデレと同じ論法でして、ツンデレもただツンツンしているだけではこちらが傷つくだけですが、その後にデレるというストーリーが、たった4文字のカタカナの中に含まれているわけです。これは言語学的にも、偉大なる発明と言えるのではないでしょうか。4文字の中に含まれる物語性。これがどこまで世界に通用するのかは我々弱者男性にかかっていると言えるでしょう。